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今や携帯電話がない生活など社会人どころか学生を含めて考えられない時代になっている。次々と出てくる新しい機種に機能、カラーもバリエーション豊富と来れば流行や新鮮なものを好む若者の目を引かないわけがない。

今や小学生ですら携帯電話で連絡を取り合う時代になっているが、今回はその事に少し注目したい。単なるぼやきめいた戯言なので専門的なものは何もないが言いたい。

携帯電話は果たして安心の道具であるのかどうなのか。


携帯電話を持たせる事によってどこにいても常に連絡を取る事ができるという状況になり、それは親が子を(御幣があるかもしれないが)監視するのによいという認識である事に対して別にとやかく言うつもりもないのだが、しかしそれでいいのだろうかと疑問はある。

常に繋がっているという事は常に切れるということだ。

公衆電話で連絡を取っていた頃はその瞬間しか繋がらない。しかしその瞬間は確実に繋がっていて、一方通行ながら確実に連絡を取る事ができた。が、携帯電話は常に連絡を取れるが故に「電波が届かなかった」「サイレントで気付かなかった」と常に連絡が取れない事と紙一重であるともいえる。

常に繋がることのできる道具である携帯電話は、それと同時にどんな時も繋がりを切る事ができる道具でもあるといえるのではないだろうか。いつでも連絡が取れるが故に連絡を取らない事すら有り得る。

「いつでも連絡が取れる」のだから「"今"でなくとも良い」のだ。

だから「"つい"連絡を忘れた」り、何ならわざと「連絡しない」。


そして携帯電話は見た目だけの安心を生んでいるともいえる。

夜の8時になっても子供が帰ってこない状況よりも、6時には既に家にいて携帯電話を弄っている状況の方が見た目の安心は高いだろう。だが、それは決して安全とは結びついていない。むしろ見えない交流こそが恐ろしいとも言える。

特に小学生なんか親が交流を把握していてなんぼである。
親が把握できない交流なんぞ必要であるのかどうなのかが個人的には疑問でならない。

要るのか?親にはナイショのオトモダチ。
大体なんだ親にすら明かせない友達って。オマエそれ友達じゃねーよ。と言いたい気分だが話があまりに脱線しすぎるのでそれは今のところただの呟きで留めておく。


そして防犯システムや居場所感知システム。
これらの機能は防犯上とても便利であるとされる。便利で安心で、そして安全を約束してくれるのだそうだ。全ての親がそう思っているとは言わないが。

携帯電話なんざいざという時、何の役にも立たないのだという前提で考えておくべき事柄だろうと物凄く思う。

居場所発見には役立つだろう。
足取りを追跡するのにも役には立つだろう。

しかしいざ何かが起こったその瞬間、それらは安心も安全も保障しない。過信しすぎてはいけない。携帯電話はあくまで道具である。妄信的になっている人がたまにいるのだが、怖くないのかそれは。


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